「ヨガニードラ」とは
サンスクリット語で「二ードラ」は「眠り」という意味になります。
ヨガ二ードラとは『究極のリラックスヨガ』『眠りのヨガ』『ヨガ的眠り』などの呼び方があります。
起きている時と寝ている時の間の状態、まどろんでいるような状態を作り、声のガイダンスに従いながら瞑想のような状態になるヨガのこと。
仰向けになり、身体の隅々に意識を向けて、リラックスして瞑想状態へ入っていくものです。
ヨガ二ードラは簡単にでき、誘導アプリもあるので、ご自分でもできます。忙しく頭や身体を酷使し、やることの多く時間に追われている現代人にオススメのヨガです。
「ヨガニードラ」のやり方
仰向けの姿勢(シャバアーサナ/屍のポーズ)になり、目を閉じて、誘導の声に従って、頭から足の先まで、身体の各部位を一つ一つ解放していきます。
ヨガニードラは、身体を極端に動かしたり、汗をかいたりするような動的なものではなく、心身を内側からゆっくりと和らげるものであります。柔軟性や難しいポーズへの努力を必要としません。
また、ヨガの体験や長い経験も必要としません。ただ仰向けになり、自分を解放していくのです。結果として、自律神経も整ってきます。
リラックスして、全身を弛緩させていくことで、あちこちにいきがちなマインドをコントロールし、穏やかな心の状態に持っていきます。
また、弛緩することで、滞っていた老廃物が動き出し、新しい血液や酸素などの流れが良くなります。
ただ仰向けに寝て、身体の隅々に順番に意識を向けて、リラックスしているだけで、これだけの効果があるというのは、運動するのは苦手という方に、とても向いているヨガです。